COVID-19対策について


COVID-19対策について

基本方針

基本的には、ハンドレッドスクエア倶楽部のガイドラインに沿った運営を行う予定です。くわえて、会場内の人員を80人以下に抑えようと考えています。会場の入り口、及び、会場内に手指消毒用のアルコールスプレーを設置し、また、入場時の手洗いの敢行を呼びかける予定です。
https://100square.jp/coronavirus-measures.html

また、即売会の開催形式については、大きくは下記の「従来の即売会形式で運営する場合」と「コロナ対策を強化した場合」の2ケースで考えています。

従来の即売会形式で運営する場合

設営には2,3人居た方がいい場合があること、また、設営の時間も含めて8時間を1人でこなすのは厳しいのではないかと考えて、現時点では、1サークルあたりの入場者を3人としていますが、イベント開催時間中には、各サークルスペース内の人数は2人(または1人)に限定しようかと考えています。
一つの長机に対して、2サークルを配置した場合に、会場的には34サークル程度参加可能になります。現時点での参加希望サークル数が15サークル程度です。最終的に20サークル程度になるのであれば、イベントの規模としては小規模とはなりますが、密度的には丁度いいのではないかと考えています。

コロナ対策を強化した場合

オンライン即売会

コロナ対策を出来るだけ完全にしたいのであれば、会場での開催を諦めて、オンライン即売会にするのが望ましいです。しかしながら、同人誌書店へ委託するだけだと、併せ買いも発生しづらく、委託手数料の負担が大きいのが問題です。
そこで、購入希望をとりまとめた上で、会議室などを貸し切り、そこに同人誌を集約させて、各購入者用の商品セットを組み上げて発送する、という形態がベターであろうと考えます。この場合、作業員を10人ぐらい確保したいところです。また、併せ買い需要を増やすためにX千円以上購入の方に特典小冊子を贈ってもいいかもしれません。
また、独自にオンライン即売会を行うのであれば、クレジットカード決済の導入は省略する(事前の銀行振り込みのみ対応)など簡素化してもいいので、ECサイトを自前で立ち上げる必要があります。必要最低限なものだと、Google Formsでとりまとめるとかでもいいのかもしれません。なお、現時点ではEC-CUBEやWelcartの導入を検討中です。
オンライン即売会を行う場合、サークルと購入者との交流が失われるので、即売会の1週間後などに、Discordなどで交流会を開くといいのかもしれません。作家側にとっては新刊の感想を聞ける機会にもなります。

イベント物販方式の即売会

「オンライン即売会のみ」とはせずに、会場での開催も併設するのもありかもしれません。しかし、当然ながら、現実の会場で即売会を開くと、感染リスクが発生することになります。マスクの着用と手指消毒を義務づけ、空間的距離を確保しても、感染を完全に防げるわけでもありません。
接触感染・飛沫感染・空気感染のうち、最も感染する可能性が高いのが接触感染だと考えています。接触感染を防止する観点から考えると、握手などの直接的な接触はもちろんのこと、見本誌の回し読みや、物品・金銭の受け渡しもリスクを高めることになります。
見本誌は複数の一般参加者が触れることになるため、「見本誌を会場の一部に集めて、見本誌を読む前と読んだ後に手指のアルコール消毒を義務づける」か、そもそも「見本誌を置くことを禁止して、一般参加者には事前に公開されているウェブサンプルで確認してもらう」方法が考えられます。
物品・金銭の受け渡し機会は即売会である以上、絶対に発生します。ただし、サークル毎の会計とはせずに、ライブや展示会におけるイベント物販のように、販売場所を集約させる方式(イベント物販方式)が考えられます。言い換えると、同人誌即売会において、個々のサークルスペースを撤廃し、委託スペースのみに集約します。
イベント物販方式の場合、作業員となる方達に「A.受付窓口」「B.商品のセット組」「C.会計」のように役割を分担していただき、AとCの人には頻繁な消毒をお願いするということになります。
また、イベント物販方式においても、事前の予約を受け付けた方がよさそうです。そして、商品を予めセットとして組んでおくことで、一般参加者の会場滞在時間を短縮化できます。この場合、各サークルは、事前予約分と、当日購入用の分とを分けて搬入する必要があります。
加えて、30分毎に時間を区切って、区切り毎に数十枚の入場チケットを事前でネット販売するという方式も考えています。
https://passmarket.yahoo.co.jp/main/org/flow
イベント物販方式(完全委託方式)やオンライン即売会とすることで、会場での参加が難しいサークル運営者もリモートでの参加が可能になるというメリットがあります。

結論

従来の即売会形式での開催が厳しそうな場合、オンライン即売会+オンライン交流会とするか、イベント物販方式+オンライン即売会+オンライン交流会とする可能性があります。現時点(2020/07/18)において、新型コロナの感染状況を考えると、「イベント物販方式+オンライン即売会+オンライン交流会」とするのが妥協点かなと考えています。